2015年 1月 28日 (水)
1月場所G1ゲーム昇進陥落基準
2015年1月場所大相撲G1ゲームの昇進基準と陥落基準は下記の通り確定しました。
総合成績:718勝617敗 勝率:0.538(対前場所▲0.006) 参加人数:89人(対前場所▲1人) 昇進基準:9.567(10勝以上) 陥落基準:8.067(8勝以下)
【三役以上の成績】☆は綱取り・大関取り、●はカド番 東横綱 北国 10勝5敗 ◎昇進基準以上 西横綱 雷手寿兎 7勝8敗 ▼陥落基準以下→横綱陥落 東大関 わさらび山 9勝6敗 西大関 ☆トール 7勝8敗 ▼陥落基準以下→カド番 東大関 Bill 7勝8敗 ▼陥落基準以下→カド番 西大関 ●大ボラ山 7勝8敗 ▼陥落基準以下→大関陥落 東関脇 はし 11勝4敗 ◎準優勝 →大関昇進 西関脇 きっくざ勘九郎 7勝8敗 ▼陥落基準以下 東小結 祐舟山 6勝9敗 ▼陥落基準以下 西小結 ごんざぶろう 8勝7敗 ▼陥落基準以下
今場所はG1三役陣にとっては受難の場所でした。初日、2日目共に横綱・大関・関脇の全員が黒星。取組が発表されてからでも投票可能な2日間で全滅というのは、おそらく例がないでしょう。G1で上位を張る方々は堅実な予想をされるでしょうが、今場所に限ってはそれがあだとなってしまったようです。
スタートダッシュに躓いたせいかどうかわかりませんが、その後もあまり成績は伸びず、昇進基準をクリアしたのは10名中わずかに2名、はしさんが準優勝で大関復帰を決めたものの、雷手寿兎さん、大ボラ山さんはそれぞれ横綱・大関から陥落となってしまいました。
本場所はまたも白鵬の独走状態。歴史を塗り替える33回目の優勝を易々と決められてしまいましたが、周りがあまりにも不甲斐ないですね。 その白鵬、「後の先」を意識し過ぎたのか自分のペースの相撲が普段よりも少なく、引きや叩き、張り手も目立つなど、いつになく荒々しい相撲でした。 優勝インタビューでの殊勝な言葉と、場所後の会見での物言いに対する不満表明。表も裏もあるのが人間ですが、横綱という存在はそれを超越したものと見られます。「神様に認められた」と自負するのなら、その辺りも意識してもらいたいところですが、今後はどう変わっていくのでしょうか。
15日間満員御礼が続いた場所ですが、関脇・小結は全員負け越し、豪栄道もギリギリ大関に踏みとどまり、関脇以下での2ケタ勝利は徳勝龍と玉鷲の2人のみと、目立った力士があまりいなかった場所でもありました。 その一方、豊真将と鳥羽の山が引退、2人とも怪我に泣かされ、実力をフルに発揮することなく髷を落とすのは残念ですが、それもその人の持つ宿命なのでしょう。
今場所も更新が遅くなりましたことをお詫びいたします。また来場所のご参加をお待ちしております。運営にご尽力くださった御曹司親方、わさらび山さんにもお礼を申し上げて挨拶とさせていただきます。
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