2014年 11月 30日 (日)
11月場所G1ゲーム昇進陥落基準
2014年11月場所大相撲G1ゲームの昇進基準と陥落基準は下記の通り確定しました。
総合成績:734勝616敗 勝率:0.544(対前場所▲0.023) 参加人数:90人(対前場所±0人) 昇進基準:9.656(10勝以上) 陥落基準:8.156(8勝以下)
【三役以上の成績】☆は綱取り・大関取り、●はカド番 東横綱 千代の富土 7勝8敗 ▼陥落基準以下→番付最下位へ陥落 西横綱 雷手寿兎 9勝6敗 東横綱 北国 10勝5敗 ◎昇進基準以上 東大関 Bill 9勝6敗 西大関 トール 10勝5敗 ◎昇進基準以上→綱取り 西大関 大ボラ山 8勝7敗 ▼陥落基準以下→カド番 東関脇 ☆わさらび山 11勝4敗 ◎優勝 →大関昇進 西関脇 DAI 7勝8敗 ▼陥落基準以下 東小結 ばふぁ 7勝8敗 ▼陥落基準以下 西小結 ごんざぶろう 8勝7敗 ▼陥落基準以下
今場所は先場所と一転、三役以上で昇進基準をクリアしたのはわずかに3人でした。 千代の富土さんは陥落基準以下のため、4場所守った横綱の座から陥落となります。再度頂点を目指してください。 一方混戦を抜け出し3度目の優勝を果たしたわさらび山さんは大関復帰となります。 また大関陣ではトールさんが綱取りとなる一方、大ボラ山さんは来場所カド番となります。
私ごとながら、終盤戦の大相撲を福岡まで観戦してまいりました。あいにく椅子席しか確保することが出来ず、土俵はテレビ桟敷よりも遠く感じましたが、九州場所は力士の場所入り通路が一般客の通路と重なるため、たとえ椅子席でも出入口付近にいれば、間近で力士を見るチャンスがあるという状況でした。 また協会の様々な施策の一つが、ポスターカレンダーの無料配布で、琴欧洲親方や竹縄親方(元栃乃洋)から直接手渡しで受け取れるというのはいいですね。また親方による協会公式グッズの日本手拭い販売も、若手の二十山(栃乃花)、三保ヶ関(栃栄)、不知火(若荒雄)の各親方が担当していました。
土俵の方は、白鵬が大鵬に並ぶ32回目の優勝。横綱には珍しく表彰式で滂沱する姿が見られました。 優勝インタビューで大久保利通の名が出てくるなど、日本人力士でもここまで勉強した者はいないのではないかと思わせる面と、土俵外でのダメ押しや懸賞を受け取る際の仕種など血の気の多い一面。相撲史に永遠に名を刻むのは明らかなのは白鵬自身が判っているのですから、次はかの双葉山をして言わしめた「木鶏」への道を歩んでもらいたいものです。
今場所は更新および結果発表が遅れ申し訳ありませんでした。社会人としての仕事に追われ、なかなか相撲を楽しめる余裕が無くなってきているのは反省すべきところであり、これからも皆様に楽しんで頂けるよう努力精進いたします。
時節柄体調に留意され、来たる平成27年1月場所にご参加いただきますようお願い申し上げて、おそらく年内最終のご挨拶とさせていただきます。
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