続・大相撲両国ふれ太鼓
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  2014年 9月 28日 (日)

9月場所G1ゲーム昇進陥落基準


2014年9月場所大相撲G1ゲームの昇進基準と陥落基準は下記の通り確定しました。

総合成績:765勝585敗
勝率:0.567(対前場所+0.013)
参加人数:90人(対前場所+1人)
昇進基準:10.000(10勝以上)
陥落基準:8.500(8勝以下)

【三役以上の成績】☆は綱取り・大関取り、●はカド番
東横綱 千代の富土  11勝4敗 ◎準優勝
西横綱 雷手寿兎   10勝5敗 ◎昇進基準以上
東大関 ☆北国     10勝5敗 ◎昇進基準以上→横綱昇進
東関脇 わさらび山  10勝5敗 ◎昇進基準以上
西関脇 Bill     11勝4敗 ◎準優勝   →大関昇進
東関脇 ☆トール    11勝4敗 ◎準優勝   →大関昇進
西関脇 ☆大ボラ山   11勝4敗 ◎準優勝   →大関昇進
東小結 祐舟山     8勝7敗 ▼陥落基準以下
西小結 ごんざぶろう  9勝6敗

今場所は関脇以上の全員が昇進基準をクリアという、上位陣の面目を保った場所となりました。
準優勝者4人が全て関脇以上、うち3人は関脇ですので揃って大関昇進、また綱取りの北国さんも昇進基準をクリアして横綱昇進が決まりました。
北国さんは初の横綱昇進、トールさんと大ボラ山さんは共に新大関となり、またBillさんは大関復帰となりました。皆さんおめでとうございます。

本場所は逸ノ城旋風が吹き荒れました。
敢闘賞獲得程度の活躍は予想されてはいましたが、優勝争いに絡み2大関1横綱を撃破、白鵬には敵わなかったものの、新入幕の場所で横綱の割を崩すという予想以上の活躍を見せました。
取り口は引き・叩きも目立ち、批判もありましたが、いずれにせよ大器の片鱗は充分見せつけました。世間の注目が遠藤から逸ノ城にシフトするかもしれません。
その遠藤は期待を裏切る3勝12敗、うち1つは不戦勝で三役力士にはひとつも勝てませんでした。このまま埋もれてしまうと人気先行となりかねません。稽古でみっちり鍛え直してほしいものです。

一方、負け越しこそしたものの、35歳の新関脇で1点の負け越しに留め、来場所も三役残留が濃厚な豪風、横綱2人を破った嘉風の両ベテラン、40歳幕内で勝ち越しを決めた旭天鵬、35歳で技能賞獲得の安美錦など、ベテラン勢が気を吐いた場所でした。

それにひきかえ白鵬以外の横綱・大関陣はこの体たらく、逸ノ城がいなかったら、白鵬の独走状態で14日間満員御礼とはならなかったかもしれません。

今場所も多数のご参加を頂きありがとうございました。広島などの土砂災害、御嶽山の噴火など、天変地異が相次いでいますが、どうか身の安全をお守りいただき、11月九州場所でまたお会いしましょう。
末筆ながら、御曹司親方、わさらび山さんには今場所もおんぶに抱っこで申し訳ありませんでした。





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